世界を酔わす、スピリッツがある。 田苑酒造

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音楽仕込み 30周年!

田苑の焼酎は音楽を聴いて育ちます

田苑の蔵には、常にクラシックの名曲が流れています。
美しい調べは蔵見学に来られたお客さまにも好評ですが、じつはこの音楽、単にBGMというだけではありません。
音楽は特殊な装置によって振動に変換され、焼酎の入ったタンクに直接、響いているのです。
これが1990年よりはじまった「音楽仕込み」。
30周年を迎えた現在、田苑では、すべての焼酎にクラシック音楽を聴かせながら
焼酎造りを行っています。

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クラシック音楽による
焼酎の変化を発見!

きっかけは、
蔵に流したBGMでした

私たちがまだ音楽仕込みをはじめていなかった頃、
音楽に関するある種の話題がテレビや雑誌で取り上げられていました。
乳牛に音楽を聞かせたら、乳の出がよくなったとか。
パンを作る時に音楽を聞かせたら、ふっくら仕上がったというような話です。
それを知った当時の工場長は、考えました。パンを発酵させるのは酵母。焼酎を発酵させるのも酵母。
「だったら焼酎にも効果があるんじゃないか!」と。
ちょうど工場見学に来られる方が増えてきた頃でもあったので、
機械音でうるさいより、工場の中に音楽が流れていた方がいいだろう。
そんな軽い気持ちでオーディオ装置を持ち込んで、BGMとして、
ベートーヴェンの「田園」をはじめとしたクラシック音楽をかけたのです。

スピーカーに近いタンクの酵母が活性化

工場に音楽を流しはじめると、すぐに変化が現れました。
スピーカーに近いタンクだけ発酵が早いと、蔵人が言い出したのです。
通常はアルコール度数15度になるまでに6日かかるのに、スピーカーに一番近いタンクだけ5日で完了したと。
何かの間違いではないかと、スピーカーの位置を変えてみると…。
今度もまたスピーカーに最も近いタンクだけが、アルコール発酵が1日早く進行したのです。
これはもう、音楽を聴かせることによって、酵母の働きが活発になったと考えるほかありません。
では、タンクに直接スピーカーを取り付けたら、すべてのタンクの発酵が早まるかも!と、車用スピーカーや有線放送のスピーカーをタンクに取り付けました。
が、目立った効果は得られませんでした。

Ongaku-shikomi 02

すべての製品が音楽を聴いて育っています。

音楽を振動に換えるトランスデューサ

発酵を早めたのは音楽ではなかったのか…。そんなふうにも思いはじめた頃、
工場長は高校の教師をしていた知人から大きなヒントをもらうことになります。
彼は、生徒たちの精神面のケアに音楽療法を活用していました。
しかも耳から聞かせるだけでなく、体全体に振動として伝えることで効果を高めるという方法だったのです。
元々は、音響メーカーが開発した体感音響技術で、
トランスデューサという特殊なスピーカーによって、音楽の信号を振動に変換して伝えるもの。
このシステムを使えば、焼酎にクラシック音楽を聴かせながら、世界のどこにもない酒を造ることができる。
そう直感した私たちは、1990年12月から音楽仕込みの開発を進め、
一次仕込みタンクや貯蔵タンクに次々とトランスデューサを導入していきました。

発酵を促し、貯蔵時には熟成効果が

現在、田苑ではトランスデューサ1,112個を稼働させ、もろみの一次仕込みで5〜6日、製品の瓶詰め前の貯蔵で2週間、音楽仕込みを行っています。
音楽の刺激によって発酵を促し、貯蔵時には熟成の効果を高めるのが目的です。
音楽仕込みによって得られた風味は、まろやかさが最大の特長。
アルコールの刺激を感じさせず、舌の上にやわらかな感触が広がります。
その理由は──。音楽を聴かせる前の焼酎は、アルコール分子と水分子がそれぞれの集団を形成しています。
そこに音楽の刺激が加わると、それぞれの分子の集団が壊れて小さくなり、アルコール分子のまわりを水分子がやさしく包み込んでいるような状態に。
だから、アルコールの刺激を感じない、まろやかな焼酎になるというわけです。

蔵に流れるクラシックの名曲

音楽仕込みに使っている楽曲は、クラシックの名曲30曲目以上で構成されており、
1サイクル7時間以上にもおよびます。
タンクに取り付けたトランスデューサに触れてみると、
蔵に流れるクラシック音楽に呼応して振動しているのがおわかりいただけます。

音楽仕込みにクラシックを選んでいるのは、
きっかけとなった音楽がクラシックであったことに加えて、
音域が広く、楽器や音質が多彩で、
音楽を振動に変換した際に焼酎に与える影響が大きいからです。
しかし、ロックなら、ジャズなら、どんな焼酎になるのだろう?
といった興味も、もちろんあります。
いつの日か、ダンスミュージックを聴いて育った焼酎が
生まれるかもしれません。

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音楽探訪 音楽による熟成を、
さまざまな企業が採用。

音楽による熟成効果は、本格焼酎に限ったことではありません。
酒造メーカーはもちろん、発酵を伴う食品の製造工程や住宅建材の熟成乾燥など、
さまざまな場面で音楽が取り入れられています。
音楽で、新たな価値を創る。
その気持ちを共有する企業を紹介します。

⿅児島 旭住宅株式会社

音響熟成木材。鹿児島という土地と音楽が織りなす「音楽のチカラ」とは…

旭住宅株式会社ホームページへ カイケンホームページへ

岩手 佐々長醸造株式会社

創業明治39年。歴史が証明する確かな味わい。そして味噌蔵のシンフォニーとは。

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⿅児島奄美大島開運酒造

「開運の郷」宇検村で造られる黒糖焼酎「れんと」には音楽のチカラも宿っています。繊細でありながら華やかな味わいに隠された秘密とは。

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兵庫県株式会社 大阪屋

発酵中にチャイコフスキー「花のワルツ」を聴かせて作るピロシキ。その味わいやいかに…

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福島県小原酒造株式会社

伝統の日本酒から石鹸まで。モーツァルトの持つ力を数多に活かし、唯一無二を創りだす。その秘訣は音楽にあり。

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京都府竹岡醤油株式会社

創業明治三年の老舗醸造蔵元がこだわるモーツァルトのチカラ。モーツァルトに奏でられた醤油たちは…

竹岡醤油株式会社ホームページへ

coming soon

ご紹介する企業は、今後も増えていきます。
お楽しみに!