世界を酔わす、スピリッツがある。 田苑酒造

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田苑酒造 Brand Story 02

音楽仕込み クラシック音楽による焼酎づくり

音楽を聴いて育つ田苑の焼酎

蔵の中には、常にクラシックの名曲が流れています。
美しい調べは蔵見学に来られたお客さまにも好評をいただいていますが、
じつはこの音楽、単にBGMというだけではありません。
音楽はトランスデューサという特殊な装置によって振動に変換され、
焼酎の入ったタンクに直接、響いているのです。
タンクに取り付けたトランスデューサに手を触れてみると、
蔵に響きわたる音楽に呼応して振動しているのがわかります。
これが独自の「音楽仕込み」。
田苑では現在、1000個以上のトランスデューサを稼働させ、
クラシック音楽を聴かせながら焼酎造りを行っています。

きっかけは蔵に流したBGM

1990年頃、音楽を聴かせたら牛の乳の出がよくなった、
パンがふっくら仕上がったなど音楽による効果が巷で話題になっていました。
そこで、焼酎にもいいのではと現場にオーディオセットを持ち込んだのです。
かけたのはベートーベンの交響曲「田園」。
すると、どうでしょう。毎日わが子のように「もろみ」を見守っている蔵人たちが、
スピーカーのそばの仕込みタンクだけ発酵が早いことに気づいたのです。
すぐには信じられず、スピーカーの位置を変えて試してみると、
今度もまたスピーカーに最も近いタンクだけがアルコール発酵の進行が早まったのでした。

発酵を促し、熟成の効果を向上

現在では、一次仕込みと貯蔵それぞれの工程に
トランスデューサを導入し、音楽仕込みを行っています。
一次仕込みでは、音楽の振動によって酵母の働きを活性化して、
もろみのアルコール発酵を促進。
貯蔵では、熟成の効果が向上し、
アルコールの刺激を感じさせない、まろやかな風味に仕上がります。
音楽によって人の気持ちが高揚したり、心を癒やされたりするように、
田苑の焼酎は上質なクラシック音楽を子守唄に聴きながら育ち、
唯一無二の個性を身につけていくのです。

蔵に流れるクラシックの名曲

音楽仕込みに使っている楽曲は、クラシックの名曲30曲目以上で構成されており、
1サイクル7時間以上にもおよびます。

音楽仕込みにクラシックを選んでいるのは、
きっかけとなった音楽がクラシックであったことに加えて、
音域が広く、楽器や音質が多彩で、
音楽を振動に変換した際に焼酎に与える影響が大きいからです。
しかし、ロックなら、ジャズなら、どんな焼酎になるのだろう?といった興味も、もちろんあります。
いつの日か、ダンスミュージックを聴いて育った焼酎が生まれるかもしれません。